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ザ・キャンパス NOW

ビッグデータを活かす顧客分析

第3回 ビッグデータ実践フォーラムより

大阪電気通信大学金融経済学部の情報教育を実践に展開する公開講座「ビジネスとIT講座」シリーズ、「ビッグデータを活かす顧客分析」が5月16日、講師に流通科学大学 名誉教授 野口博司氏を迎えて開催されました。
流通科学大学 野口博司名誉教授
流通科学大学 野口博司名誉教授

暮らしを取り巻くビッグデータ

ビッグデータとは、IT技術の進歩に伴って生成・集積されていく、膨大なデジタルデータ。インターネットの普及により、ツイッター、フェイスブックといったSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)をはじめ、WEB検索やオンラインショッピング、金融取引などが盛んになり、毎日、大容量のデータが蓄積されています。また、日常生活においても、交通ICカードやコンビニのPOSシステム、医療分野などに、各種データが集積されています。

多彩な分析方法を、事例をまじえて紹介

これらのデータは、文字だけではなく、音声や写真、動画などさまざまなデジタルデータ。これを効果的・効率的に企業の顧客分析に活用していく。そのための考え方が、「ビッグデータを活かす顧客分析」です。
本講座では、野口教授が、「基本統計処理から、機械学習の活用まで」を副題に、ビッグデータの概要、マーケティング戦略、顧客分析で用いるデータの流れや各種解析手法について、事例をまじえて詳しく説明されました。

ビッグデータを活かして、顧客満足を!

「ビッグデータは私には無縁です」と言っても、私たちの身の回りにはビッグデータがいっぱいで、さまざまなカタチで取り囲まれていると言っても過言ではありません。
企業・商店では、大量の顧客情報を販売促進活動に役立て、顧客の過去の行動を分析・理解した上で最適な商品を提案したり、優れた顧客サービスを提供したりして顧客優位を競う時代になっています。
多様かつ、リアルタイム性の高いデータを扱えるようになった現在、「ビッグデータを活かす顧客分析」は、企業や店舗経営に役立つ顧客満足を生み出し、ライバルに勝つための原動力になるに違いありません。
そのための知見を学ぶ、有意義な講座でした。

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