ええやん! 寝屋川
寝屋川市では「恒久平和を願う市民のつどい」が8月10日(土)、市立市民会館大ホールで、開催された。大ホールロビーには、「平和のバラ」の写真展示、原爆・戦争の悲惨な実態を訴えるパネル展示や市立中央幼稚園児の平和のオブジェが展示され、戦中食「すいとん」が無料で配られた。
13時30分からは式典が開かれ、馬場市長、梶本市議会議長の挨拶のあと、第1部として広島からの被爆ピアノが壇上に。原爆を被爆し傷だらけになったピアノを再生し、よみがえらせた調律師の矢川光則さんが持参した。このピアノをピアニストの森須奏絵さんが演奏、ソプラノ歌手の大島久美子さんが歌を披露した。優しく力強い音色に会場は、感動の雰囲気に包まれた。
第2部は女優の東ちづるさんが{心豊かに自分らしく生きる~ドイツ国際平和村より」と題し、講演を行った。
32歳の時に見たテレビ番組がきっかけで、骨髄バンクの支援をすることになり、そこからボランティア活動に取り組んだ。今では、戦争で傷ついた子どもたちのリハビリを行う。「ドイツ国際平和村」のボランティア活動にも精力的に参加している。「どんな人にも差別なく、誰とでも対等に接すること」を自らの経験談と平和の大切さを訴えた。
河内新聞(京阪版)1151号より
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