寝屋川市は、子どもたちに優れた音楽・芸術文化に触れてもらおうと、市内24小学校の4年生全員約2000人を招待して、初の本格ミュージカルをアルカスホールで1月28日
(火)から31日(金)まで上演した。
　演目は、市内に伝わる「はちかつぎ姫」の民話を題材にした「寝屋のはちかつぎ」。
第一線で活躍するプロの俳優やオペラ歌手が出演する本格的なミュージカルでありながら、歌や踊りに工夫を凝らし、子どもから高齢者まで誰もが楽しめる作品に仕上げたといい、最初のうち落ちつかなかった子どもたちも、物語が進むにつれ、拍手や笑いが起こり、フィナーレでは大きな拍手が送られた。終演後は多くの児童から「感動した」との声が聞かれた。
　同ミュージカルは２月１日(土)には一般公演された。

河内新聞　1168号より