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ええやん! 寝屋川

1月24日 鍵預かり孤独死防ぐ

寝屋川市は高齢者などの孤立死を防ぐため、住宅の鍵を福祉施設で預かり、必要に応じて安否を確認するという、全国でも初めての事業に取り組むことにし、同市社会福祉協議会(下川隆夫会長)と24時間対応が可能な市内21の福祉施設が、1月24日(金)、市立総合センターで実施ののための協定締結式を挙行した。
24時間対応の21施設で市社協と協定 全国初の試み はじめに下川会長の挨拶があり、続いて同事業の利用を予定している表綾子さん(80)が「家の中で熱中症になって動けなくなった際、近所の人が来てくれたが、鍵がなくて入れなかった。友人に鍵を預けても在宅とは限らないので、この事業は心強い」と生々しい体験をもとに期待を語った。
 同協議会の濱吉信彰係長から、事業の経過と概要の説明、協力21施設の紹介が行われた後、下川会長と、協力施設を代表して寝屋川十字の園の山田和広理事長との間で、協定書が調印された。
 その後、来賓を代表して府社会福祉協議会の西原弘将社会福祉部長が挨拶、最後に寝屋川市社会福祉協議会の佐部田貢一副会長が閉会の挨拶を行った。
 寝屋川市によると、一人暮らしの高齢者が昨年4月時点で7180人。誰にもみとられずに、「孤独死」した人が、1年間に50人いたという。
 この事業は、平成24年度から市内東北コミュニティセンターエリアでモデル事業として実施、事業内容の熟成を図ってきた。26年度から全市域で取り組み、5年後をめどに、単身高齢者1000人の利用を目指している。

河内新聞 1168号より

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