寝屋川市教育委員会は、英語を学ぶ喜びや能力を育てようと、小学校5年生と中学生を対象とする「英語だけの場」＝「英語村」事業を平成26年度から開始、第1回となる小学校「英語村」が5月29日（木）、市教育研修センターでスタートした。
市内24小学校の先頭を切って、この日午前9時30分からの英語村に参加したのは市立桜小学校の5年生82名。日ごろの英語学習の成果を生かす場として、原則として1日、日本語を使わず、英語のみで授業を受けた。
開村式の後、今回の外国人英語講師6人（うち女性1人）と、手伝いをするボランティアの人たちが紹介された。全員で英語の歌を歌ったり、ゲームやジャンケン遊びなどを行って、大いに盛り上がった。続いてグループに分かれ、アルファベットの名札作りをした。
昼休みには、、講師を一緒にお弁当を食べて交流、いつもの習慣で一部の生徒が「いただきます」と日本語で言ってしまい、大爆笑の場面も。
午後からは、「国際コミュニケーション科」の授業。英語で自己紹介したり、講師による母国紹介を通し、海外のことを学ぶなど、さまざまな体験をしながら楽しく、面白く1日を過ごした。
今後、小学校は、市内全24小学校約2010名を対象に、同様の英語村を順次開催していく。また、中学校は、市内中1～3年生の希望者を対象に、水曜日の放課後や長期休業中などに実施していく

河内新聞　第1180号より