昔からの日本の家屋の収納といえば押入れでした。

あとは、タンスや衣装ケースを置いたり、壁に棚を設置して物を置いたりしてスペースを有効活用したりと・・・。

しかし今ではもうすっかりと言っていいくらいタンスを使うということが少なくなってしまいました。

押入れもあまり造らなくなってしまいました。

最近の住宅は初めから間取りの一部として、大なり小なりの収納庫を造るようになりました。

俗に言うクローゼットと呼ぶスペースです。

少し広めに造ると、人が体ごと侵入することができるのでウォークインクローゼットと呼びます。

部屋に大きな家具を置くよりもスッキリとしますし、物を使う時だけ取り出して、また仕舞うことによって雑然とした様子を改善することができます。

断捨離という言葉がブームですが、概念的にも理にかなったものになります。

家具は増やすことができますが、造り付けの収納庫はそう簡単には増やせません。

だから、例えばお家のリフォームを考える際に、自分の理想とする生活スタイルを考えて、それに沿った家財や衣服、雑貨、家電などの生活必需品の所有すべきボリュームを設定して収納スペースを確保すれば断捨離リフォームを行うことになります。

もちろん、工事の事前に片付けを行うので、その際に捨てるものを選別してついでに処分すれば一石二鳥です。

もちろん工事の際にはそういったこともお手伝いしております。

今年一年たくさんの方々にお世話になりました。

たくさんの新しいお客様とも出会えてとても幸せな一年でした。

来年もよろしくお願いいたします。

それでは良いお年をお迎えください。

　了

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