ビニール封筒ってノリ部分をペリッと開ける
までは「便利だなぁ」と思うのですが，
中身の書類にベタベタ貼りついて面倒なので，
結局，２度と封筒に戻せなくなってしまう・・・
今日この頃です。

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入塾問い合わせや面談の際，
保護者様からよくある質問の中で，

「宿題はたくさん出してもらえますか？」
「宿題がないと，家で勉強しないんで…」
「前に通ってた塾は宿題がほとんどなくて,,,」
逆に「前に通ってた塾は宿題が多すぎて,,,」

…と宿題に関するものが結構あるのですが，

宿題の目的は様々で，
塾の宿題は学校のそれとは ちょっと違い，
“成績を上げる”
“目標校のレベルに近づける”
が根本にあります。

適した内容・レベルであるだけでなく，
タイミングが大切で，
宿題を出すべきタイミングにない場合には，
まったく出しませんし，

反対に，
その日の授業を踏まえた予習的内容を
あえて宿題にする場合もあります。

宿題の出し方には
どうしても指導者としての
キャリアが育む「感(勘)」が必要で，
“とりあえず・・・”
などというものではありません。

場合によっては，子ども達との
関わり合い方さえも影響する 微妙な
デリケートさ さえありますから，簡単に，
マニュアル化などできるものではありません。

大量なだけの宿題なんて，
実は，多くの苦痛と犠牲をともなった
“無益な作業” にしかならず，
無駄以外の何物でもありませんね。

模範解答まで配っといて，○つけも丸投げ、
チェックさえしない、、、
（高いテキストを何冊も買ってもらっといて，
その金額に見合う効果って???）　

「ぼく，勉強してるよ」を家族や
周囲に示すための手段でもありません。

宿題については，たぶん，
どの塾も，その塾やスタッフのお考えあって，
出したり，出さなかったり・・・
確認程度だったり，大量だったり・・・
なんでしょうが，

時に，
「宿題は出しません。 塾だけで完結させる！」
なんていうのを 売り にしている塾もあります。

・・・ウ～ムッ???・・・・

どんなレベルの子も全員それでＯＫなのか・・・

全員，本当に力がつくのか・・・

子ども達が “解ったフリ” で終わらないのか・・・

お月謝いただいてる全員の子ども達が
きちんと目標達成できるのか・・・

大半の生徒が，(とりあえず)受けられるレベル校
(「行きたい」ではなく…)を受けさせることになるのではないか・・・

差別化アピールなのでしょうが、、、

うちの塾的には、、、やや(かなり)？？？です。

‥というか，宿題の有無が入塾するかどうかの判断材料の中心に
なってしまう子って、多分 希望校合格なんて難しいでしょう。

保護者の皆様には，各塾での面談時，
そこはきちんと趣旨をお尋ねになり，
「一方的な塾の自論・自己満アピールじゃぁ？」
とお感じになったら，帰宅後もう一度
冷静にお考えになった方がいいと思います。

まぁ，とは言っても，どこの塾だって
結果につながらなければ，
変える（変わる）はずですけれど、、、

うちの塾では，宿題は “量” ではなく，
“質” や “効果” を優先しています。

例えば，勘でもできる記号問題ばかりを
100問宿題に、、、なんてなったら・・・

何かの練習にはなるんでしょうけれど…。

宿題の出し方って，実は 意外と深いんですよ。
未だ 悩む場合もあります。